弓那：ユミナ祭り、今日は神撫ジャーナルを振り返る日！
雲母：開始早々から、弓那がヘマをした回だな。
弓那：あうあうあう……反省してるんだからもう勘弁してよぅ……
藍：でもあれって、実際にはスケジュール的に声が（ぶすっ）
雲母：雑音が聞こえたが、気にしないでほしい。
歩武：な、なんてむごい……明らかに１０ｃｍ以上がッ！
弓那：助けてあげたいけど、それより自分の方が大事だから……ごめんね、藍。
雲母：では、内容について振り返るとするか。
歩武：……みんな、おとなしいよな。
弓那：そ、そうね……何かすご〜〜く平和に見えるわ。
雲母：始めから飛ばされても、収拾がつかなくなるだけだろう。
歩武：いや、終わりなら飛ばしていいってわけでもないけどさ……

歩武：０回はプロローグで、ここからやっと本編が始まった、って感じだな。
雲母：そうだな。弓那のバラドル街道が、やっとスタート地点に来たわけだ。
弓那：違うでしょ！！　本篇はゲームなんだから、ここであたしのイメージを決めつけないで！！
雲母：ならば、ゲームになったら一気にキャラが変わると？
弓那：そ、それは……大体同じ感じデス、ハイ……
歩武：体験版をやった人なら分かると思うけど、弓那は本編でもこんな感じだぞ。気をつけような！
弓那：あたしだって決める時は決めるの！　シリアス一直線なんだから！
藍：そして私も、ゲームではがらりと変わる。要するに、高飛車なお嬢様タイプですわ。気安く近付かないで頂けませんこと？
歩武：うわー、気色悪い。
雲母：何のつもりだ馬鹿御木津。
藍：他人を参考にすれば、今すぐ当確の赤い花が咲くくらいの人気が出るかと。
弓那：第１回の頃は、こんな図々しいキャラじゃなかったのに……
藍：図々しい言うなぁ！　あたしだって真剣なんだから！！
歩武：もういい、やめろっ！！　たとえ少なくても、藍には藍のファンがいるからっ！！

歩武：第２回、ジャーナルも軌道に乗ってきたかな？
雲母：うむ。スムーズに進んだのは、別の理由があるだろうがな。
弓那：ガタガタブルブル。
藍：ちなみにこれが、想い出の布団とロープ。弓那の脂汗が染み込んでる。
弓那：何で取ってあるのよ！！
藍：それでは、３０００ドルより開始します。
弓那ファン：弓那ちゃんの為なら、３２００ドル！！
熱狂的ファン：それがあれば夢の中で弓那ちゃんと添い寝できる！！　３６００ドル！！！
行き過ぎファン：ユミナ、ユミナ！　ユミナちゃああぁぁぁああぁぁぁん！！！　くんかくんかするから３００００ドル！！！
弓那：な、なによこいつらーーーーー！！！
雲母：こらお前達、本編から出張ってくるな！　発売前なんだから自重しろ！　散れ散れっ！！
弓那：な、なに！？　選挙運動やったらこんなのが付いてくるの！？
藍：では収拾がつかないので、私が落札させていただきます。
雲母：ほう、何ドルで？
藍：バラドルで。
歩武：おあとがよろしいようで。
弓那：よろしくなーい！！　あたしの人権がもうぼろぼろよーーーー！！！

藍：ついにやってきた私の時代！！
雲母：始まる前から終わってただろうがな。走るだけで人気が取れるなら、誰でもやっている。
藍：あのマラソンも、どうせ部長には無理なこと。部室にひきこもってるロンリーなもやしっ子だし。
雲母：あぁ？　どういう意味だ？
弓那：こ、こわいこわい！　お願いだから雲母はキレないで！
藍：ふっ。雲母おねーさんとか言われて喜んでるようなおこちゃまには、分からないこと。
歩武：少しは身の危険を感じろよ！！
雲母：なに、いちいち小事に気を立てたりはしないさ。私は大人だからなぁ……（ぐりぐりぐり）
藍：…………痛い。
弓那：そんな目で見ないで！　助けないって言ったでしょ！
雲母：で、他にコメントはあるか？
弓那：えっと……あたしが、言った覚えのないこと喋ってるんだけど……ななななんでもないです！　気にしてません！！
雲母：まったく、命知らずが多いとまとめるのに苦労する。これも上司の役目、か。
歩武：（上司っていうか、暴君……無限ループになるから口には出さないけどな）
藍：ところで部長、聞き返してて思ったんだけど。
雲母：何だ、まだ文句があるのか？
藍：走ってる時の私の声がちょっと艶っぽいから、これできっと人気が（ぞぶ）あふぅっ。
雲母：このピンク脳が……望み通り青をやめてピンク担当にしてやるか？
歩武：さ、挿した上に抉るような回転を加える高等テクニックが！！
藍：ふあっ、らめぇ、許してください、雲母しゃまぁ……
弓那：あ、藍が……ついに堕ちちゃった……