YUMINA FESTIVAL EVENT SCHEDULE/JAN 2009
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天空のユミナ


天空のユミナ










全員:祝、天空のユミナはつばーい!!!

弓那:いやぁもう、めでたいわ〜〜〜!!
歩武:俺達のゲームが、ついに世に出たのか。ほんと、すごいっ……くうっ。
雲母:何だ歩武、意外と涙もろい奴だな。
歩武:今までのジャーナルの苦労とか、思い出しちゃってさ。
雲母:うむ。汚れ系アイドルの弓那も、よくがんばったな。誇っていいぞ。
弓那:んふふふふぅ〜? やっだもー、ヨゴレだなんて言わないでよっ!
歩武:あれ? 弓那がキレない。
藍:理由は、分かってる……だからこそ、腹立たしいっ……!!
弓那:いいのよいいのよ! よくってよ! あたしは皆に支えられてるんだから!!!
歩武:確かに、腹立たしい……
雲母:ここまで浮かれられると、蹴落としたくなるな。
弓那:何よみんな、素直にあたしを祝福してよっ!
歩武:あー、ちょっと待て。このままじゃ、見てるみんなが意味不明だろ? ちゃんと説明しよう。
弓那:あ、そうだったわ。そうね、今日のユミナ祭りは……
雲母:今日は発売日であり、弓那フェスティバルの最終日でもある。それを飾るにふさわしい企画が、これだ。

天空のユミナ 発売前人気投票・結果発表!!

歩武:そうそう! みんな気になってるだろうしなっ。
雲母:締め切り後は見られなくなっていたからな。最後まで確認できなかったという者も多いだろう。
歩武:俺が最後に見た時は、すごい接戦になってたけど……
雲母:それが最終的にどうなったか、今この場で発表するわけだ。
弓那:そうねっ! じゃあまずは、下の方から順番に盛り上げて――
藍:人気投票、1位はこの女。


翠下 弓那 8979票
藍:弓那が1位を獲得。わーよかったねーおめでとうーぱちぱちぱち。
弓那:何よその棒読みは!!! つーか流れを台無しにしないでよ!!
藍:だって、有頂天の弓那を見ててむかついたから……
歩武:どストレートに毒を吐いた!!?
弓那:あ、あのね、藍? あたしは正ヒロインだし、これが普通の結果で……
藍:ちっ……桃色の分際で。
弓那:藍が怖い!! た、助けて雲母っ!!
雲母:私に振るな。敗者に恨まれるのも、勝者の宿命だろう。
弓那:いやあー! こ、殺されるー! 毎日藁人形に釘を打たれて、寝る度に体に痣が増えてくるのよ!!
雲母:まったく、収拾がつかんな……弓那のコメントは諦めて、次に進むぞ。

神楽 那由他 8919票
那由他:式典があると聞いて来たのですけれど……あなた達は何をしていますの?
歩武:那由他、ちょうどいいところに来てくれた! はい、おめでとうの花束だ!
那由他:えぇ、いただきますわ。多数の応援、ありがとうございます。
雲母:最後までどちらが勝つかわからない状況だったが、これが結果だな。
那由他:わたくしは、2位でしたのね。全く悔しくないとは言えませんけれど、とりあえず……
弓那:あ、2位の那由他ね! 接戦だったけど、なんとか勝てたわ!
那由他:えぇ。1位おめでとう、翠下さん。
弓那:え……?
那由他:あなたとはいい戦いができたと思いますわ。とても有意義な経験でしたもの。
弓那:あ、あれ? ハンカチを噛みながら悔しがるんじゃ……
那由他:皆が選んだ結果に文句を言うほど、わたくしは愚かではありませんわよ。
弓那:でも、あたしの方が上よね……?
那由他:そうですわね、今回はあなたが選ばれたということ。でも、ゲーム本編の選挙では分かりませんわよ。
弓那:あ、はい、がんばります……ちょっと歩武、向こうの方が余裕っぽいんだけど。 
歩武:うんうん、よくできた人だなぁ。
雲母:一番近くで勝者を称えられるのも、敗者の権利だからな。それを理解している分、弓那よりも那由他の方が大人だ。
弓那:あうあうあう……
藍:こんなサド女が大人気なんて、おかしい。日本はマゾだらけでもうダメなのかも。
那由他:誰が、サドと? わたくしは、自分のやるべきことをやっているだけですわよ……
歩武:おいこら! 負けたからって見境なくケンカ売るなっての!


黒河 雲母 5573票
雲母:さて、次は私だな。人気投票第3位、黒河雲母だ。
歩武:おめでとう、部長。はい、3位まではちゃんと花束があるぞ。
藍:…………
那由他:いくらか予想していた結果ではありますわね。ジャーナルの評判を聞くと、もう少し伸びそうに思えましたけれど。
雲母:元々私は、表舞台に立つ人間ではない。華やかな舞台は似合わんからな……
歩武:部長……
那由他:もちろん、油断はしていませんわよ。フェスティバルのSSを読めば、何かを隠し持っているのは明白ですし……
雲母:ふふん、買いかぶられても困るがな。これ以上の戦いは、本編に持ち越すとするか。
弓那:それにしても、5000票以上……うんも様親衛隊もいたみたいだし、やっぱり人気は根強いのよね。
雲母:誰がうんもだ……名前くらい正しく呼べ!
藍:人気欲しさにあざとい発言を繰り返した結果がこれ。カウントダウンボイスでしごくとか言ってたけど、露骨にもほどがある。
雲母:馬鹿御木津が……ひがむのもいい加減にしろ、見苦しいぞ。
藍:っ……! こんな悪魔に操られるなんて、世の中の方が間違っているに違いないっ……!!
弓那:ちょっと、藍? さすがにそれは、言いすぎなんじゃ……
歩武:仕方ない、先に進もう。じゃあ次は……

御木津 藍 2623票
歩武:人気投票第4位、おめでとう藍!
藍:…………
歩武:お、おめでとう……ほら、4位ってすごいじゃん!
藍:メインヒロインは3人なのに、3人なのに、3人なのに、3人なのに、3人……
弓那:あっ、藍が病んだ!!
歩武:そんなに落ち込むなって! 不人気なんてことないぞ!
雲母:うむ。体験版ではほとんど喋っていないが、藍の人気も上がっているようじゃないか。
藍:え……?
歩武:藍が一番気にいってるとか、笑顔が可愛いとか、ハングリー精神に溢れてるとか、色んな声があるんだぞ。
藍:笑顔が、可愛い……? ハングリー……?
歩武:よかったな、藍! 藍のファンはいるんだよ、2623票分も!!
藍:私に、2623票……私を支えてくれる人が、そんなにっ……!!
雲母:決して少ない数ではないな。それがお前の人気だ。
藍:キラキラキラキラ……!
那由他:……何だか、1位よりも感動的ではありませんこと?
弓那:納得いかない……
歩武:さぁ藍、誇ろうよ! 4位を勝ち取った自分を!
藍:…………同情するなら票をくれ!!!
歩武:ダメなのかよ!!

観月 直人 1759票
弓那:次は……あれ? 歩武じゃなくて、直人?
直人:そうなんだよね。自分でも驚いてるよ。
雲母:人気投票第5位は、1759票を獲得した観月直人だ。男性キャラでは最高位となる。
弓那:よくわからないわ……あ、でも体験版で結構喋ってたっけ。
直人:そうだね。もちろん1章だけじゃなくて、その先も論説部を裏方で支えていくよ。本編でも、よろしく。
歩武:気持ちいいくらいの爽やかさ……これが人気の源ってことかっ。
弓那:でも実際は……直人ってたまに、さりげなく毒吐くのよね。
直人:どうしたの、翠下さん。そんなところでこそこそして。
弓那:何でもないわよぅ!

朱島 歩武 1609票
歩武:よし、次は俺だな。
雲母:天空のユミナ主人公。朱島歩武が堂々の6位入賞だ。
弓那:でも主人公って、麻衣乃とかサブヒロインより下なのが普通じゃない?
那由他:仕方ないでしょう。ジャーナルであれだけ個性を発揮していましたもの。
歩武:そっか、でも受け入れてもらえたならよかったよ。
那由他:わたくしから見た印象は、部長の命令に決して逆らえない、忠実な部下と言ったところですわね。
歩武:俺ってそんなキャラなのか!
雲母:くっくっく……歩武、立派になったなぁ。

ベリダディア 1304票
ベリダディア:わわわっ、私がこんなところにいるのですか!?
雲母:7位はベリダディア。多くの学園編キャラを抑えた結果だな。
ベリダディア:でもでも、私は体験版とかでも全然喋ってませんし、こんな順位では恐縮です!
歩武:なんて謙虚な姿勢……うちの部では聞けないセリフだよ、ほんと。
雲母:馬鹿2人は置いといて、それは私も図々しいと言っているのか?
歩武:そ、そういう意味じゃ!! 撤回! 馬鹿2人は図々しいよね、うん!!
弓那:ちょっとあんた、誰が図々しいってのよ!!!
ベリダディア:あぁあぁぁ!! け、喧嘩はいけません! めでたい席なのですから、仲良くするんです!!

坂上 月夜 873票
弓那:次はあたしのライバルの1人! 巫女委員長の月夜ね。
雲母:神秘の巫女、坂上月夜。873票獲得で7位だ。
月夜:皆さん、ありがとうございます。本編でも、巫女委員会をよろしくお願いしますね。
弓那:ふむふむ……
月夜:あの、挨拶は済みましたけど……私はこの後、どうすればいいのでしょうか。
弓那:あ、そうね。えっと、他にネタとかない? 実はこんな本性がー!とか。
月夜:ねた? ねたって……なんですか?
弓那:あー、やっぱいいわ。その純粋さが十分にネタだから……
歩武:頼むから、あの青い子みたいに汚れないでいてくれよ……

本間 麻衣乃 814票
雲母:次は図書委員長の本間麻衣乃。814票で9位につけたぞ。
麻衣乃:たくさんの応援、ありがとうございます! これからもがんばりますね。
弓那:麻衣乃は、体験版でちゃんと戦えた相手なのよね。
麻衣乃:はい。私の話を読んで、応援してくれる人がいる……それがとても嬉しいです。
弓那:その点では、役得ってやつ? 他の人より、アピールできるところが多かったのよね。
雲母:そして、発売前で唯一のお楽しみシーンもな。
麻衣乃:ちょ、ちょっと! 恥ずかしいんですから、そういうこと言わないでくださいよ!
弓那:でも、どうして歩武がこんなところで……
歩武:つ、次行こう! 次の発表!

坂上 陽子 784票
雲母:そして、10位。巫女委員会副委員長の、坂上陽子だ。
陽子:まぁ、妥当な結果ね。私の役目は、月夜を支えることだもの。
歩武:ゲーム発売後の人気は、分からないけどな。
雲母:ふふん。姉妹で激しいデッドヒートを繰り広げるかも知れん。
月夜:わ、私はそんなつもりないです。
陽子:私達は2人でひとつ。争うことなんて、ありえないわ。
弓那:ねぇねぇ、じゃああれ言ってみてよ! 決め台詞の!
陽子:決め台詞? ……私にそんなものあったかしら?
弓那:『姉より優れた妹など存在しねぇ!!』って!
陽子:言わないわよそんなの!!


雲母:さて、1人ずつ紹介していたらだいぶ長くなってしまったな。
弓那:他の人は? 最後までやるの?
歩武:大丈夫。残りのキャラの順位と票は、ここにまとめてあるんだ。



653票


279票


271票


249票


237票


231票



226票


226票


217票


199票


74票

グヌマイオ:まさか、主であるユプシラ様より上に立ってしまうとは……執事として恥ずべき限りです。
ユプシラ:別にかまわぬ。余の真の魅力は、ゲームの方を極めなければ味わえぬからな!
黎:くそっ、俺は灯の隣だったはずなのに!! なんなんだこのキザ野郎は!!
灯:お兄ちゃん、変なことで悔しがらないでよー……恥ずかしいってば。
八枝美:あっちがケツですとぉ!? やり直しを要求するーっ!!
古戸無:仕方ないだろ、メインは選挙に出てる連中だしな。俺らには俺らの居場所があるってことだ。

歩武:だいぶ向こうは騒がしくなってるなぁ。
雲母:とりあえず、これで発表は済んだな。これにて今日の企画、そしてユミナフェスティバルもお開きとしよう。
弓那:お祭りが終わっちゃうのはさびしいけど、これからの楽しみはゲームの方で!
雲母:うむ。遊び応えのあるゲームだから、存分に楽しんでほしい。

弓那:それじゃ、ユミナフェスティバルはここまで! みんな、さよな――

藍:異議あり!!
弓那:ひゃっ!! ちょっと藍、ずっと黙ってたのにいきなり叫ばないでよ……
雲母:また妄言か? お前は一体誰と戦っているんだ。
藍:妄言ではない……確かな証拠として、ユーザーからの指摘がここにある!
歩武:なんだそれ。
藍:今回の投票は、ちょこっと工夫すれば1日に何度でも投票できる裏技があった、と!
弓那:な、なんだってーーー!!!
歩武:本当なのか、部長!!
雲母:……それは、事実だな。連続投票の削除が困難なので、今回は対応を見送ったが。
弓那:じゃあ、それってつまり……
藍:弓那も那由他も雲母も、本来の得票は2割以下!! 不正分を削除すれば、私が1位ということ!!
全員:いや、それはない。
藍:…………
歩武:それで、どうするのさ。確かに今回の人気投票が公正じゃないって、不満を持ってる人もいるみたいだけど。
雲母:安心しろ。大体、まともに喋っていないキャラがいるんだぞ。本番は、皆がゲームを十分遊んでからだ。
弓那:ってことは……!
雲母:つまり……発売後に改めて、全キャラ参加の人気投票を行う!
全員:おぉー!!!
雲母:その時は、裏ワザが使えないようきっちり管理する。そして、グッズ企画などと連動することもあるかも知れん。
弓那:じゃあ、今回勝てたからってうかうかしてられないわ!
歩武:要するに、全員にチャンスがあるんだな。油断してたら抜かされそうだ。
藍:私の!! 私の抱き枕が10000円で!!
雲母:早合点するな馬鹿者! とにかく今は全力で、ゲーム本編を遊び倒すがいい!!
全員:イエッサー!!!




藍:……あ、あれを忘れてた。
弓那:ちょっと、気持ちよく締めたんじゃないの?
藍:神撫ジャーナルのバックナンバー公開、4〜6回分が残ってる。
雲母:そういえばそうだな。よし、ではいつも通りに公開していくとするか。





神撫ジャーナル第4回

弓那:第4回は、特訓の話よ。コテコテなゲーム世界ね!
雲母:このゲーム脳が、やけにそこに突っかかるな。
藍:弓那はどうやら、もっと捻ったゲームが好みの様子。
歩武:たとえば?
藍:迷宮で罠に掛かり、部長達とはぐれてしまった弓那……そこに襲いかかる、異形の影。杖を振るい戦うも、一瞬の隙を突かれ毒針を打たれてしまう!
弓那:は?
藍:思うように動かないどころか、意に反して疼き始める弓那の肉体。あぁ、あわれ弓那は触手モンスターの苗床に! 弓那の喘ぎが闇の中に……
歩武:ゴクリ……
弓那:やめて、わざわざ生々しく説明しないで!! あと歩武は耳を塞ぎなさい!!
雲母:どうやらピンク御木津は、そういう展開が好みらしいな。お望みとあらば、用意してやるぞ。
弓那:ひぃっ! 雲母の傘の隙間から、なんかうねうねが!!!
藍:勘違いしてもらっては困る。私は純愛系が好み。
雲母:どの口が純愛とか抜かしているんだか……立派なネタキャラだろう、お前は。
藍:そんな! 私はメインヒロインの中でも、銅メダル級の人気を持つヒロインなのに……!!
歩武:あぁ、ついに現実を直視しなくなったんだ……


神撫ジャーナル第5回

弓那:あたしよ! あたしの時代が来たわ!!
藍:私の時代を感じた! ビューティホーワンダホー!
弓那:藍はいらないでしょ!! もう4位って決まったじゃない!
藍:次がある! 発売後の真・人気投票では私が!!
弓那:それだってあたしが勝つんだから!!!
雲母:本当に浅ましい連中だな……
歩武:でも何だかんだで、部長も結構人気を気にしてたよな。
雲母:あぁ? 文句があるのか?
歩武:無いですっ!! 無いから怒らな……あれ、制裁が来ない?
雲母:貴様は私を何だと思っているんだ。あいつらと同レベルに扱うな。
歩武:そ、そんなつもりは……
雲母:第一、タイトルにもなっている正ヒロインが私達に勝っているなら、それは自然な流れだろう。どの票も、私達のゲームを愛してくれている証だぞ。
歩武:なんて大人な意見……すごい神々しく見えるよ、部長!
雲母:だから、歩武。
歩武:はい?
雲母:次の人気投票では、しっかり私に入れるんだぞ……
歩武:やっぱり根に持ってるじゃん!!


神撫ジャーナル第6回

歩武:俺達は、間違っていたのだろうか……
雲母:技術の進歩、文明の発展……この地球の支配者として、人間は永きにわたり生態系の頂点に君臨してきた。
藍:山を削り、海を埋め、そこに自分達が生み出した技術の象徴を、次々と建てていく。
歩武:時に道を誤り、戦火や災厄に身を削がれながらも、人間達は進歩し続けてきたんだ。
雲母:学者や技術者達は、人の未来を拓く為に、その叡智を磨き続ける。
藍:そして新たな力を得て、人々はよりよい未来を作り出す、はずだった。
歩武:だが、それは……それだけは、違ったんだ。
雲母:人の手で生み出されながらも、『彼等』は人との共存を拒み、別の道を求め……
藍:ついに、明確な意思を示し、私達人類に牙を剥いた!
弓那:あのー……もしもし?
歩武:銀河の命運を賭けた戦いが、始まった。
雲母:論説部の面々は学園から旅立ち、宇宙を包む戦火に身を投じていく……!
藍:『天空のユミナ』ッ! 『宇宙編』開幕ッッ!
弓那:違うでしょ!! マークUとの戦いとか絶対嫌よ!!!
歩武:天空のユミナ、宇宙編……それがどんな展開となるのか、真実はゲーム内で明かされる!
藍:がんばって、この週末で一気にクリアするしか!!
弓那:無茶を言うな〜!!!

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